2010年5月31日月曜日

街乗り

625SXCの電動マップケースの逆回転が効かない原因は手元スイッチの故障だと分かり、同じトグルスイッチを買い求めに都内の電気部品街へ出向いてきました。
あまり時間もないし大きいので一気に行って帰って来ちゃえと思い、625SXCで繰り出したんですが、どうも快適に走れませんでした。
気軽に足を着けない625SXCは街では圧倒的に不利だからです。って、それだけだったでしょうか!?
マシンのせいばかりにはしていられないと思いました。これまで何百回と往復した大通りなのに、どうにもリズムが合いません。とくに他のバイクの動きが読めていない。その結果、予期せぬタイミングでビッグスクーターに抜かれてドキッとしたり、後ろに何台かの原付を詰まらせてしまったり。
ここまで大きなバイクでの街乗りが下手になっていたか…と、ちょっとブルーです。

2010年5月23日日曜日

T代山チャレンジ

静岡県の西のほう、T代さんのトレーニング地帯「T代山」に遊びに行ってきました。総勢7名のGSセントラル仲間でスタートです。


快走林道やシングルトラックをつなぎながらT代さんが案内してくれたのは、ガレきった急坂、たくさんの岩が露出したV字谷、粘土質の深いウオッシュアウトなど、うわっコレはヒドいですねと叫んでしまうような地形ばかり。そのバリエーションの豊富さに驚きながら走り、もがきました。


とくに岩ステアケース連続攻略(距離は50メートルくらい?)のセクションは、上り下りとも新鮮な経験でした。左右にズリ落ちるより早く前に出る必要があることも多かったし、慎重にゆっくり走ることは地形的に許されない感じでした。今後どこかで似たような地形に出くわしたら、例のT代山連続ステアケースのパターン!(だから積極的に行け!)と間違いなく思うことでしょう。キツいなこれ!何なんだこれ!と、押したり引いたりも楽しかったです。
一方、ヒルクライムは大の苦手だと分かりました。どこで練習しようかな?


T代さん遊園地のような山の案内をありがとうございました。皆さん、いろいろ手助けありがとうございました!

2010年5月15日土曜日

朝だけ練習ロング

S川の河川敷で、20メートルくらいの距離を置いたパイロン8の字を中心に練習しました。
これまでになく外足ホールドが意味を持って効いているような印象があり、バンクも深くなったように思います。一方で、それに釣り合うようなアクセルオンができず?トラクションが得られず?何度も何度も転びました。

今日は一緒に練習したサラエンデューロの仲間がムービーを撮ってくれたので走りのチェックができます。転倒ぶりはともかく、もっと美しく走りたいなあ。



これをスムーズに速く回れるようになること。当面の目標です。

メカニカルアドバンテージ2

好天の土曜日、さっそくZドラッグ装備1.0の検証です。
最初なので、トップの環状スリングを引っ掛けやすそうな、下の写真の場所で試してみることにしました。
大きく傾いている立木にスリングをかけて頂点にして、その立木の横に立ち、マシンのトップブリッジを引っぱってみました。
残念。山側から引っぱり上げる姿勢では力が入らないようで、上手くいきません。それなりのテンションは掛かっても、ほとんど動かない。
少しだけシステムを変更してみることにしました。バージョン1.1です。
上の写真のように、頂点にプーリー(ペツルのオシラント)を追加して、人間が引くロープの向きを変えます。
体重をかけて谷側から引いてやったら、今度はグイッとマシンが持ち上がりました。ワンウェイのブレーキが効いているので何度かに分けて持ち上げていけます。
しかし、上の写真のように幾らか持ち上がったところで、それ以上は動かなくなりました。支点の位置が適切でないのか、マシンに掛けたスリングの位置が悪いのか…。
また次回やってみます。


2010年5月12日水曜日

メカニカルアドバンテージ1

先日の林道ツーリングで細く続く尾根道を走った際、うっかり走行ラインを読み違えて斜面に落ちてしまい、どうにも尾根に戻れず苦しい思いをしました。
そうした時のために以前から数メートルのロープ(トーイングストラップ)を携行しているんですが、上手く活用できませんでした。ひっくり返ったマシンは、ハンドルやホイールを手で掴んで上げられない状態なら、ロープを掛けたところでやっぱり上げられないんです。しかし、今回のケースでは、支点にできるはずの立木が周囲にたくさん。ロープが上手に活用できないのは実に悔しく、頭に来ました。

そこで、クライマーやレスキュアー、カヤッカーなどが使う「メカニカルアドバンテージ」の技術を覚えておきたい。とくに、カヤッカーが水流に捕まったボートを引き剥がすような際に良く使うという「Zドラッグ」の技がイケてる?気がするので、ぜひ応用したいと思うのです。

注目のZドラッグ(Zドラグとも発音?)は、ロープとプーリーを組み合わせた3倍力システム。1の入力で3の力を発揮しようという仕掛けです。150キロの荷物をひとりで10メートル吊り上げられる軽量なZドラッグシステムを組みたいんだと登山用品屋で相談して、まず道具は揃いました。
10メートル強のスタティックロープ1本、プーリー2個、アッセンダー1個、オーバル型カラビナ2枚、環状スリングロープ少々。補助用カラビナ少々。以上が装備一式バージョン1.0です。
ロープから手を離すとマシンがズリ落ちるのでは何かと具合が悪いはずなので、頂点に使うプーリーはセルフジャミング型と呼ばれるワンウェイのブレーキ付き(ペツルのミニトラクション)にしています。アッセンダー(ワイルドカントリーのロープマン)は最低限必要なものではないですが、小さいほうのプーリーを少しでも高い位置に固定してロープの長さを節約するための小道具。グローブは大きさの比較用です。
上記の装備一式を、現場では上の写真のようにシステム化します。
画面上のほうにある机の足は固定物、つまり立木のつもり。画面の下のほうにあるロープの端をマシンに引っ掛け、画面右上のほうのロープを引けば、助けが2人来てくれたかのような力でマシンは持ち上がる見込み。

本当にそんなに上手くいくのかどうか、近々、実車で練習してみたいと思います。楽しそう!

2010年5月10日月曜日

朝だけ練習ショート

先日の林道ツーリングで、これまでになくライン取りの自由度が増していると感じました。何が良くなったのか、自分の走り方の何が変わったのか、普段走っている場所で確認しておくことにしました。
多分ですが、ハンドルまわりからの入力で、旋回中の前輪をさらに倒し込むようなアクションが意識的に取れるようになっています。そしてその結果、コーナリングの旋回半径を途中から変えることができるようです。

こうなると今まで自分はどうしていたのかが気になるんですが、例えばコーナーの先に岩があって旋回半径を変える必要に迫られた場合には、アクセルを戻して車体を起こしてコーナリングをやり直していたんじゃないでしょうか。いや良く思い出せません。そのまま岩に激突していたような気もするのです(汗)。

2010年5月5日水曜日

林道ツーリング

ゴールデンウィークはサラエンデューロの先輩たちと連泊で諏訪方面の林道を走ることができました。
快走フラットダートから先へ続いているかどうかも分からないシングルトラックまで様々な状況を走るなか、今回は、これまでとは違う自分を感じました。いちいちスリップダウンを怖がっていないし、ずいぶん先のほうに視線が向くようになっています。その結果、ライン取りの自由度が格段に増しています。
これはきっと、冬の間の地味な練習の成果が出たからじゃないでしょう。林道を走りたいと積極的に思えるようになった意識の変化こそが効いているんだと思います。
一方で、トラックを逸れて斜面に落ちてしまったときのセルフリカバリーが上手くできず、体力ばかりが消耗して慌てました。林道での走りを楽しむ以上は引き上げの技術も備えないとまずいですね。